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トラック運転手のこれからの需要は?将来性がある仕事なのか解説

トラック運転手のこれからの需要は?将来性がある仕事なのか解説

2020/11/10

トラック運転手は日本の輸送において重要な役割を担っています。国土交通省発表のデータを参考に国内貨物輸送量の推移をみると、自動車の割合が50.2%となっております。また物流の営業収入は25兆円のうち、トラック運送事業では14兆5500億円と6割近くを占めています。

自動運転やドローンによる荷物の輸送など、技術の進歩によりトラック運転手の仕事がなくなっていくのでは…とお考えの方もいらっしゃるかと思います。将来性がある仕事なのか、これから無くなってしまう仕事なのかを様々な統計や最新情報を参考に解説します。

国土交通省 物流を取り巻く現状について

物流の現状について

転職をする上で、給料や待遇はあらかじめ知っておきたいポイントですよね。まずはトラックドライバーの実状についてお伝えしていきます。また、ここでお伝えするのは運送業界全体を見た時の平均データとなります。企業によって差はありますので、実施に転職活動をする際はきちんとそれぞれの企業の情報を確認するようにしましょう。

物流事業全体の市場規模は約24兆円で、うちトラック運送事業の市場規模は14兆円です。平成2年の貨物自動車運送事業法施行以降、トラック運送事業の新規参入が増え、平成19年のピーク時では1.5倍以上となりましたが、ここ10年程では横ばいが続いています。

近年では日本のEC市場が急成長しており、経済産業省発表の日本のBtoC-EC市場規模の推移(※2)をみると増加傾向は明らかで、2018年から2019年にかけてBtoC-EC市場規模は7.65%の伸び率となっています。特に最近のコロナ禍の影響でEC市場はさらに活性化しています。今後関連する運送会社ではさらなる発展が期待できます。

※1 日本のトラック輸送産業-現状と課題-2020(全日本トラック協会)

※2 日本のBtoC-EC市場規模の推移(経済産業省)

トラック運転手の今後

自動運転について

官民ITS構想を参考に現在と今後のロードマップについて確認すると、2025年までに「運転者不足に対応する革新的効率的な物流サービスの実現」として以下の2点の実現を目指しているとのことです。

  • 高速道路での隊列走行トラック
  • 高速道路での自動運転トラック(レベル4)

詳細を確認すると以下の様に記載がありました。

自家用車における自動運転(レベル4)や、隊列走行システムの技術等を応用するとともに、経済産業省において隊列走行システムも含む運行管理システムを検討し、高速道路での自動運転トラックについて、2025年以降の実現を目指す。

官民 ITS 構想・ロードマップ 2020より抜粋

2025年以降での実現を目標に計画が立てられていますが、インフラ整備を含めてかなりの時間が必要になると思いますので、今後の動きに注目です。

自動運転化によるトラック運転手への影響

自動運転化により近い将来トラック運転手の仕事がなくなってしまのではないか…。
その答えはNoだと思います。まず新東名での整備を検討すると記載がある通り、自動運転が行われる道路は全国でも一部の道路となります。自動運転化された高速道路以外の道路では現在と同じく、人が運転をしなければいけません。
全ての道路の自動化は現時点で計画になく、自動運転化によりトラック運転手の仕事が無くなる可能性はとても低いと言えるでしょう。
自動運転技術による働き方の変化
技術の進歩により働き方は大きく変化していくでしょう。一部が自動化されることにより、生産性向上に繋がり、トラック運転手一人当たりの負担軽減が期待されています。隊列走行の実現には、トラックは無人で良いのかどうか、事故発生の責任の所在など課題が沢山あります。今後はトラックの運転だけではなく、自動運転システムをオペレーションする仕事も必要になるかもしれませんね。

外国人労働者の雇用について

現在では運送業のドライバーや倉庫作業員への就労ビザの取得は出来ない事から、外国人労働者が少ない業界です。今後、外国人労働者が増えた場合に、トラック運転手の仕事が無くなってしまうのではないかという懸念があります。

もしトラック運転手として海外からの実習生が訪日したとしても、高い運転技術が必要なため即戦力は難しいと思います。運転技術だけではなく、免許取得や言語の課題もあります。

全国トラック協会の桝野龍二理事長は2020年6月11日に外国人の方を実習生として受け入れ対象とするように政府に要望したと報じられました。全国トラック協会では受入について前向きに検討されているようです。どの様に受入体制を整えるのかなど、今後の動きに注目したいですね。

全日本トラック協会 貨物運送業務を技能実習の対象へ追加するよう要望

ドローンの技術による影響

将来はドローンが荷物を運んでくれるのではないか…、というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、現在日本の運送の多くを占めているトラック輸送がドローンに置き換わったらどうなるでしょう。きっととんでもない数のドローンが日本の空を埋め尽くしてしまうと思います。

物流市場が24兆円、うちトラックが14兆円占めている中でドローンの影響でトラック運転手の仕事が無くなる事は恐らくないでしょう。(遠い将来はあるのかもしれませんが…)

また、ドローンは大きな荷物を運ぶことができないため実用は簡単ではありません。狭い敷地内で小さな荷物の輸送であれば可能性はありますが、課題が多く実用はかなり先になるかもしれませんね。

トラック運転手の将来について

トラック運転手の将来について説明しましたがいかがでしょうか?様々な意見があると思いますが、技術の進歩や外国人の雇用で運転手の仕事が近い将来に無くなる可能性は低いと思います。

そして物流業界は未だ多くの課題を抱えています。そして国もこの課題を認識した上で行動を起こしています。課題を解決していける今だからこそ、この業界への就職・転職はチャンスと言えるでしょう。

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