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トラック運転手(ドライバー)の労働時間の決まりは?

トラック運転手(ドライバー)の労働時間の決まりは?

2020/9/21

トラック運転手は仕事内容によって勤務時間が不規則になります。一度出発したら数日戻らない長距離ドライバーは仕事の時間と休みの時間の区別が難しくなります。働き方改革によって拘束時間や休息時間等を細かく定められ、労働環境の改善が行われています。現在どの様な決まりになっているのかをご紹介していきましょう。

厚生労働省のホームページで要点を分かりやすく紹介していますので合わせてご参考ください。

トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント(厚生労働省のホームページ)

労働時間、拘束時間、休息時間などの区別

  • 労働時間=働いている時間
  • 拘束時間=始業から終業まで(休憩時間含む)
  • 休息時間=仕事とは全く関係ない自由な時間

労働時間の基準が改善されるまでは、それぞれの時間確保ができずに実質休み返上でトラックを走らせなければいけない事も多々あったようです。長時間の運転で疲れがたまると判断力が鈍り、一瞬の誤った判断で重大な事故を引き起こしてしまう事もあります。健康、安全のためにもしっかりと休息を取る事が大切です。

拘束時間や運転時間の限度について

厚生労働省発表のガイドラインの要点を紹介していきましょう。

1日=始業から換算して24時間

  • 1か月の拘束時間の限度=293時間
    労使協定を締結した場合は320時間まで延長可
    その場合でも年間の拘束時間の3,516時間を超えてはならない
  • 1日の拘束時間の限度=13時間
    15時間を超えるのは週に2回が限度
    延長も可、しかし最長でも16時間
  • 1日の休息時間は連続して8時間以上
  • 1日の運転時間は2日平均で9時間が限度
  • 1週間の運転時間は2週間毎の平均で44時間が限度
  • 連続運転は4時間が限度(必ず30分以上の休憩をはさむ)

覚えるのがとても大変かもしれませんが、しっかりと体を休める為にも必要な決まりです。ガイドラインを見ると「特例」もいくつかあります。基準を知らずに運転手がうっかり超えてしまったという事が無いように注意が必要です。

労働時間と手当(給与)

厚生労働省発表の「令和元年賃金構造基本統計調査」を見ると、トラック運転手は決まって支給する給与は多いですが、超過実労働時間も多いのが特徴です。

多くの運送会社ではみなし労働時間制(みなし残業)を採用しています。これは企業にとっては残業の計算の負担が減るメリットがあり、従業員は定められた時間以内での残業でも取り決められた手当を貰えるメリットがあります。もちろん超過した時間分について企業は支払う義務があります。深夜手当や休日に仕事をする事に対しての手当もありますので、不明点はしっかりと確認しておきましょう。

トラック運転手の年収っていくら?

労働時間の管理体制について

長距離ドライバーは渋滞や駐車場の空き状況など発生するトラブルを解決していきながら数日かけてようやく仕事が完了します。途中で遅れが発生した際に休息時間を削って運行する事が出来てしまうなど、管理体制の課題がありました。

タコグラフの導入は1960年代からはじまり、現在では新規登録した車両だけではなく運行中の車両にもタコグラフ(※)の装着が義務付けられています。IC運転免許の本人認証や遠隔での運転支援、健康診断などの機能を備えた装置の開発も進んでいます。

この様にトラックもデジタル化が進んでおり、管理体制が強化されているために現在では運転時間や休息時間を含めて全て記録出来る様になりました。しかし、大切な事はこの様な管理体制の設備強化だけではなく、一人一人の安全に対する意識です。これから就職、転職を検討されている方は企業の取り組みなども調べておくと良いかもしれませんね。

車両の稼働状況を記録する計器(最近ではデジタルタコグラフが主流)

トラック運転手への就職、転職を検討している方へ

時間までに仕事を完了させなければならないと使命感を持っている運転手が多くいらっしゃいますが、決まりを超えてはいけません。渋滞、機材のトラブル、急な体調変化、天候、荷待ちが予定よりも長くなってしまった…、などイレギュラーな事態はつきものです。そんな時でもしっかり対応できる体制、そして運転手自身も決まりを厳守出来る様に努める事が必要です。

うっかりで取り返しのつかない事故を起こしてしまってからでは遅いので、日頃から労働時間、運転時間、拘束時間、休息時間などの定められた決まりを意識できるようにしましょう。

残念ながら未だ荷待ちの時間を休憩時間としてみなす企業も実在すると耳にします。全ては安全の為、運転手がイキイキと働けるための決まりですので疑問を感じたら相談をしてみると良いでしょう。改善が難しい場合、労働環境に疑問を感じた時は転職を検討しても良いかもしれません。

弊社では従業員が安心して気持ちよく働ける環境つくりを大切にしている企業を厳選して就職サポートを行っています。これから就職や転職を検討されている方はお気軽にご相談ください。

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